メダリスト輩出、名門柔道部監督ら保険不正請求

メダリスト輩出、名門柔道部監督ら保険不正請求
読売新聞 2014年7月19日 20時7分配信

 交通事故で負ったけがの治療費をだまし取ろうとしたとして、愛媛県警は19日、松山市の私立新田高教諭で柔道部監督の榎本収容疑者(29)(愛媛県伊予市尾崎)ら2人を詐欺未遂容疑で逮捕した。

 発表では、榎本容疑者は6月、知人の接骨院経営西岡幸憲(こうけん)容疑者(33)と共謀。実際には通院していないのに、5か月前の追突事故で負傷した首などの施術を受けたとして、保険業者に治療費約3万円を請求し、詐取しようとした疑い。2人は容疑を認めているという。

 同高の柔道部は過去に五輪のメダリストらを輩出している。同高によると、2人は柔道部のOBで、榎本容疑者は2011年の講道館杯全日本体重別選手権73キロ級で準優勝し、12年9月から監督に就任していた。

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