通勤手当返還免れるため「自身が死亡」文書 容疑の元講師逮捕
日本経済新聞 2014/7/23 2:05
勤務していた高校からの通勤手当の返還請求を免れるため、自身が死亡したとする虚偽の文書を送ったとして、愛知県警千種署は22日、愛知工業大学名電高校の元非常勤講師、浜口和伸容疑者(35)=名古屋市千種区覚王山通8=を、詐欺未遂の疑いで逮捕した。
同署によると、浜口容疑者は英語講師として4月から勤務。採用前の書類の資格欄に「英検1級」と申告していたが、実際の資格は準2級だったことが学校の調査で判明。5月末に解雇され、学校側から通勤手当として支給した約21万円の返還を求められていた。
逮捕容疑は6月29日、浜口容疑者が自殺したとする虚偽文書を家族名義で作成して同校に郵送、通勤手当の返還を免れようとした疑い。同署によると、同校担当者が虚偽と気付いたため、詐欺は未遂に終わったという。
同署の調べに対し、浜口容疑者は「金がなかった」と容疑を認めているという。