青森・八戸沖に高2女子の遺体…いじめで悩み
読売新聞 2014年7月23日 20時21分配信
青森県八戸市内の県立高校で今月4日、2年生の女子生徒(17)が昼休み中に所在がわからなくなり、8日に八戸沖で遺体で見つかっていたことが23日、県教育委員会への取材でわかった。女子生徒は学校でのいじめの悩みを両親に打ち明けていた。
県教委などによると、女子生徒は4日、体調不良を訴え、遅れて登校。午後の授業の開始時、女子生徒の姿が見えないことに担当教諭が気づき、保健室などを捜したが見つからなかったため、放課後になって両親に連絡したという。
女子生徒の遺書は見つかっていないが、両親は「いじめを苦にした自殺の可能性が高い」と高校側に調査を求めている。
両親によると、女子生徒は1年生の6月頃から、「仲の良かった友人から無視され、嫌がらせをされた」と悩んでいたといい、母親は「高校には何度も相談してきた」と話した。