プールの塩素で魚大量死=ウグイ、アユなど300匹―新潟

プールの塩素で魚大量死=ウグイ、アユなど300匹―新潟
時事通信 2014年8月29日 11時41分配信

 新潟県南魚沼市は29日、塩素濃度が高い状態で小学校のプールの水が排出されたため、近くを流れる同市塩沢の伊田川で魚が大量死したと発表した。県警南魚沼署は、法令違反がなかったか調べている。
 同署などによると、28日午後3時半ごろ、川の工事していた作業員の男性が川幅いっぱいに魚が浮いて流れているのを発見。県環境対策課などが調べたところ、ウグイ、アユなど約300匹が死んでいた。
 同市によると、25日に小学校の教諭が使用期限の切れた塩素剤を処分するため、プールに投入。業者が28日、ろ過器のメンテナンスのため伊田川に排水したが、天候が悪かったため、塩素は揮発せず濃度が高いままだった。 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする