高校教諭、戒告後もセクハラ発言…今度は減給
読売新聞 2014年10月11日 15時15分
教え子にセクハラ発言を繰り返したとして、広島県教委は10日、県東部の男性高校教諭(38)を減給10分の1(1月)の懲戒処分にした。
発表では、男性教諭は7月中旬、担任クラスの3年女子生徒が進路を相談した際、「志望する学校の近くにはラブホテルがある。興味ない?」と発言。9月10日には個人面談の時間に遅れ、「いつも君のことを見ているよ。待たせてごめんね。デートの約束をしていたのに」などと発言し、女子生徒に嫌悪、恐怖感を与えた。女子生徒がほかの教諭に相談して発覚。男性教諭は「冗談のつもりだったが、言葉の軽さがあった」と話しているという。
男性教諭は昨年7月、当時顧問をしていた文化系クラブの女子部員の脚を携帯電話で撮影し、ほかの女子生徒2人に、「この子の脚がいいんだよね」と発言するなどして、セクハラで戒告処分を受けた。
また、県教委は10日、マイカー通勤で原付きバイクと衝突事故を起こし、相手男性に6週間のけがを負わせた尾道市立中学校長(56)も戒告の懲戒処分にした。