備品窃盗の元臨時教諭「動機は女性との交際費」
読売新聞 2014年10月18日 15時57分
小学校の備品を盗んだとして窃盗罪に問われた元山口県下関市立小臨時任用教諭、錦織伸樹被告(29)に対し、山口地裁下関支部(西森英司裁判官)は16日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)の有罪判決を言い渡した。
判決などによると、錦織被告は昨年2〜8月、勤務した同市の本村小と滝部小で計14回にわたり、液晶プロジェクターや実物投影機など計18点(約190万円相当)を盗んだ。
西森裁判官は「動機はパチンコ代や女性との交際費を得ることで、犯行は生徒の模範となるべき教員の本分からかけ離れた恥ずべきもの」と批判した。
県教委は8月、錦織被告を懲戒免職にしている。