今年度の教職員懲戒処分12件に 教育長「深くお詫び」 神奈川

今年度の教職員懲戒処分12件に 教育長「深くお詫び」 神奈川
産経新聞 2014年11月14日 7時55分配信

 県教委は13日、エスカレーターで女性の足を盗撮したとして、横浜市内の県立高校の男性教諭(54)を停職5カ月とするなど、教諭3人を懲戒処分とした。男性教諭は同日付で依願退職した。県教職員の懲戒処分は、今年度に入り12件となった。

 県教委によると、男性教諭は7月3日朝、JR戸塚駅(横浜市戸塚区)近くのエスカレーターで、女性の足を後ろからスマートフォンで撮影したとして戸塚署に任意同行され、10月14日に県迷惑行為防止条例違反(卑わいな言動)の罪で、横浜簡裁から罰金20万円の略式命令を受けた。

 このほか、宿泊学習の引率中に缶ビール1本を飲んだ県立三ツ境養護学校の男性教諭(57)を減給10分の1(3カ月)に。交通事故を起こし、2人に骨折などをさせた横浜市内の県立高校の男性教諭(56)を戒告処分にした。

 教職員の懲戒処分が続いていることに、県教委の桐谷次郎教育長は「県民に不信感を与え、深くお詫び申し上げる」とコメントした。

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