<東京・足立区>中3、いじめ自殺か…第三者調査委を設置へ

<東京・足立区>中3、いじめ自殺か…第三者調査委を設置へ
毎日新聞 2013年2月28日(木)22時4分配信

 東京都足立区は28日、10年10月に区立中学3年(当時)の男子生徒が自宅で自殺し、その後の調査でこの生徒へのいじめが行われていたことがわかったと発表した。同日、第三者による調査委員会を設置する条例案を区議会に提出、可決された。

 区によると、この生徒は10年10月25日に自宅で自殺。学校による3年生への聞き取り調査で、5人が1年生のころから男子生徒を侮辱する呼び名でからかういじめをしていたことがわかった。しかし区教育委員会は11年1月に「自殺といじめの因果関係は不明」との調査報告書をまとめていた。

 昨年7月、遺族である両親が第三者による再調査を区に求めたことを受け、区は事実関係を再調査する方針を決めた。これまでは遺族の要望で公表を控えていたという。

 28日に記者会見した遺族の弁護士によると、自殺した男子生徒の残された遺書には侮辱する呼び名のことが書かれ「死にたいと思う原因はこれくらいで他のことは充実している」との記述があった。遺族は「区教委は因果関係を認め、これまでの対応を謝罪してほしい」と求めている。【稲田佳代】

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