わいせつ行為の臨時講師らを懲戒免職 神戸市教委

わいせつ行為の臨時講師らを懲戒免職 神戸市教委
神戸新聞NEXT 2014年11月13日 20時58分配信

 神戸市教育委員会は13日、同市内の小学校に勤務し、女児にわいせつ行為をしたとして兵庫県警に逮捕されたと、譲渡目的で口座を開設し、詐欺罪で起訴された男性管理員(38)を懲戒免職とした。

 市教委によると、講師は今年4月から西区の小学校で4年生の担任を務めていた。三田市内のマンションで8月、面識のない小学1年の女児の体を触ったとされ、市教委の調査に「衝動を抑えきれなかった」などと話したという。

 須磨区の小学校に勤める管理員は6月、知人から借金の棒引きを持ち掛けられ、同区の郵便局で開設した口座の通帳などを譲渡したとして、神戸地検が10月31日に起訴した。

 市教委はほかに、無免許運転などの容疑で県警に逮捕された北区の中学校に勤務する美術の男性臨時講師(38)が、無料通信アプリ「LINE」の「スタンプ」と呼ばれる絵柄を自作し、個人ホームページで販売していたと発表した。講師は「大々的に販売しなければいいと思っていた。スタンプは3千円分程度売れた」などと説明したといい、停職3カ月の処分を受けて13日付で依願退職した。

(小川 晶)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする