みだら、不適切な行為 教諭2人を懲戒処分/川崎
カナロコ by 神奈川新聞 2015年3月3日(火)7時3分配信
川崎市教育委員会は2日、女子児童のほおや尻を触るなどの不適切な行為を繰り返したとして、宮前区内の市立小学校の男性教諭(39)を停職6カ月の懲戒処分にした。同教諭は同日付で辞職願を提出し、受理された。
市教委教職員課によると、同教諭は2013年4月から14年夏休みごろにかけ、当時担任をしていた学級の女子児童に対し、ほおを両手で挟んだり、尻を触ったりしたほか、名字ではなく名前を呼んで「好きだよ」と言うなどの不適切な行為をしていたという。
昨年12月、同校で暴力や権利侵害などをテーマにした「子どもの権利についての学習」を実施した際、講師のNPO法人職員に女子児童が相談して発覚した。児童6人から相談があり、少なくとも計13人から聞き取りをしたという。
男性教諭は「かわいさ余って、いきすぎてしまった」などと話しているという。
また市教委は2日、県青少年保護育成条例違反で逮捕・起訴されたを懲戒免職処分とした。
同課によると、同教諭は昨年9月28日、座間市内の駐車場の車内で同市立中学3年の女子生徒(14)にみだらな行為をしたとして、今年1月8日に逮捕、同28日に起訴された。昨年11月にも18歳未満の女性にみだらな行為をしたとして今年2月に追起訴されている。昨年4月に臨時任用教諭の登録を行い、5月から勤務していた。