「新年度の役割に不安」で酒飲み運転、衝突事故

「新年度の役割に不安」で酒飲み運転、衝突事故
読売新聞 2015年05月14日 18時57分

 山梨県教委は13日、今年3月に道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕され、甲府簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた県立高校の教諭(54)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 県教委などによると、教諭は3月22日、甲府市上石田の国道で、酒気帯び状態で乗用車を運転。国道脇の飲食店の駐車場に入ろうとして軽トラックに衝突する事故を起こし、逮捕された。

 県教委は内規に基づき、信用を失墜させたとして教諭を13日付で懲戒免職とし、管理監督者として同高校長も文書訓告とした。教諭は県教委の調査に対し、「(3月22日の)午後にコンビニ店で発泡酒を1本買い、半分飲んだのは覚えている。新年度の学校内での役割が不安でたまらなかった。申し訳ないことをした」と話したという。

 県教委では「生徒を指導する職員として絶対にあってはならない行為。再発防止に努めたい」としている。

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