<暴力行為容疑>学生を包丁で脅し殴った香川大教授を逮捕
毎日新聞 2015年7月16日(木)0時29分配信
教え子の学生を包丁で脅して殴ったとして、香川県警高松東署は15日、香川大農学部教授、川田和秀容疑者(63)=高松市伏石町=を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。容疑をおおむね認めているという。
逮捕容疑は14日午前11時45分〜50分ごろ、香川大農学部キャンパスの加工室で、自身の研究室の男子学生(22)に包丁を突きつけて「本当に刺すぞ、本当に殺すぞ」と脅迫し、顔面を1回殴った、としている。
同署によると、川田容疑者は「男子学生に頼んだ加工室の掃除の仕方が気に入らなかった」と供述しているという。学生は包丁を突きつけられて一旦部屋を出たが、謝罪に戻った際に再び包丁で脅され殴られたという。
香川大のホームページによると、川田容疑者の専門は園芸科学で、スダチの長期貯蔵など果実や野菜の保存を研究していたという。【待鳥航志、古川宗】