高校教員が免許更新手続き忘れ、生徒補充授業へ

高校教員が免許更新手続き忘れ、生徒補充授業へ
読売新聞 2015年07月20日 11時03分

 奈良大付属高(奈良市)は18日、国語の女性非常勤講師(35)が4〜6月、教員免許の更新に必要な書類を県教委に提出せずに授業を行っていたと、発表した。

 教員は10年ごとに講習を受け、免許を更新する必要がある。女性講師は免許の期限が切れる今年3月に講習を受けたが、履修証明書を県教委に提出するのを忘れていた。同6月に学校側が未提出に気づき、女性講師は同25日に提出し、修了確認証明書を受けた。学校側は免許が切れた後に女性講師の授業を受けた2、3年生を対象に、2学期以降に補充授業を行う。

 辻寛司校長は「子供たちの信頼を損ね、迷惑をかけてしまった」と話している。

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