体罰:東信の中学教諭、懲戒処分 3回目 /長野

体罰:東信の中学教諭、懲戒処分 3回目 /長野
毎日新聞 2015年10月09日 地方版

 県教委は8日、東信地方の中学校の保健体育科男性教諭(51)が男子生徒に体罰を与えたとして、戒告の懲戒処分とした。この教諭の体罰による処分や注意は3回目。

 県教委によると、7月16日、授業のドッジボールで「負けたチームが腹筋運動をする」という条件を課した際、負けチームの男子生徒が指示に従わなかったため、教諭はボールを生徒の顔などに2回投げつけ、胸ぐらをつかむなどした。生徒にけがはなかった。「かっとなってやった」と話しているという。

 男性は2002年、特別支援学校で生徒の頭をフライ返しでたたいてけがをさせ停職1カ月となったほか、08年にもバレーボール部の指導中に生徒の頬をたたき、厳重注意を受けている。【巽賢司】

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