危険ドラッグ使用疑いの小学校元教頭を不起訴 前橋地検

危険ドラッグ使用疑いの小学校元教頭を不起訴 前橋地検
産経新聞 2015.9.30 10:06更新

 前橋地検は危険ドラッグを使用したとして医薬品医療機器法違反の疑いで書類送検された、宇都宮市立の小学校元教頭(54)=懲戒免職=を不起訴処分にした。処分は29日付。理由を明らかにしていない。

 元教頭は5月、宇都宮市内で知人が持っていた「ラッシュ」と呼ばれる危険ドラッグを使用した疑いで群馬県警が書類送検していた。

指定薬物使用:宇都宮市立小の元教頭を不起訴 /栃木
毎日新聞 2015年09月30日 地方版

 危険ドラッグを使用したとして県教委が8月に懲戒免職処分とした、について、前橋地検は29日、群馬県警が書類送検した医薬品医療機器法(旧薬事法)違反容疑について元教頭を不起訴とした。

 群馬県警は7月、「ラッシュ」の商品名で知られる指定薬物「亜硝酸イソブチル」を使用したとして元教頭を同法違反容疑で書類送検。同県警の家宅捜索で栃木県教委が薬物事件を把握した。

 捜査関係者によると、元教頭は5月、宇都宮市内で知人が持参したラッシュを使用した疑いがあった。県教委の調べに対しては「2010年ごろから多い時は月1〜2回使っていた」と説明していた。

 この薬物事件を巡っては、ラッシュを中国から輸入・所持していたとして、群馬県太田市立城西小学校元教諭の岡田斉之被告(53)=懲戒免職=が医薬品医療機器法違反罪などで起訴され、24日に懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。元教頭とは親しかったという。【山本有紀】

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