女子生徒にキス、24歳講師を懲戒免職 福島県教委処分
福島民友新聞 2015年12月1日 12時55分配信
県教委は30日、かつての勤務先の女子生徒にわいせつな行為をしたとして、いわき市の中学校に勤める男性講師(24)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は同日付。講師は事実を認め「女子生徒に好意を持って気持ちを抑えられなかった。申し訳ない」と話しているという。
県教委などによると、講師は昨年度、現在勤務している学校とは別の市内の中学校で女子生徒を教えており、今年4月から5月中旬にかけて、短文投稿サイト「ツイッター」を使って週2〜3回の頻度で女子生徒と連絡を取り合っていた。4月18日午後2時ごろ、2人で市内のカラオケ店に行き、店内で抱きしめたり、キスをしたりした。翌19日には2人でドライブに出掛けたという。
女子生徒の通っていた中学校が10月、学校生活に関する調査を実施して発覚した。
県教委はこのほか、生徒の胸ぐらをつかんで顔をたたいたり脚を蹴るなどの体罰をしたとして、同市の中学校に勤務する男性教諭(51)を減給1カ月、児童の言葉や動作を他の児童の前でまねて精神的な苦痛を与えたなどとして、県中地区の小学校に勤める男性教諭(56)を戒告処分にした。処分はいずれも30日付。