<中学校ぼや問題>喫煙の教職員を処分へ 福岡
西日本新聞 2015年11月26日(木)11時55分配信
久留米市立中で教員のたばこの不始末が原因でぼやが起きたことを受け、久留米市教育委員会は25日、他の学校も含めて学校敷地内での禁煙を守らなかった全教職員を対象に処分する方針を、市議会教育民生常任委員会で明らかにした。処分の内容は、ぼやの後、市立学校全66校の教職員を対象に実施した再調査に基づいて判断する。
この日の常任委で市教委は、ぼやの原因が2005年から禁止の敷地内喫煙だったことや、発生後の対応を議員に説明。堤正則教育長は「再調査に基づく処分の検討など、事後処理と信頼回復の取り組みを進めていきたい」と謝罪した。
再調査はすでに終了し、市教委が内容を確認中。各校の現地調査や教職員の聞き取りを踏まえ、懲戒処分まで必要と判断した場合には人事権を持つ県教委に報告する。再調査の結果は来年1月に公表する見込み。
=2015/11/26付 西日本新聞朝刊=