無免許運転11年5カ月 特別支援学校の教諭停職 長野
産経新聞 2016.1.15 07:00更新
県教育委員会は14日、11年5カ月間にわたって無免許運転を繰り返していた県立特別支援学校の女性教諭(37)を停職6カ月の懲戒処分とした。教諭は平成24年度途中から休職の身にあるが、県教委の聴取に「発覚するのが怖くて、これまできてしまった」と話しているという。
県教委によると、教諭は自家用車内に運転免許証を入れたままにして16年2月に失効したが、18年10月に高速道路上で、警察の速度違反の取り締まりで免許証を提示した際に失効に気付いた。教諭はその後も通勤や公務などで運転を続け、昨年7月に警察の検問で無免許運転が発覚。道路交通法違反で同12月に罰金30万円の略式命令を受けた。
県教委は毎年4月、所属長に免許証の有効期限の報告を求めているが、虚偽の記載を続けていたという。県教委は休職の理由は明らかにしていない。