59歳の小学校教諭が女児の胸を触った疑い 強制わいせつで逮捕＜福井＞
福井テレビ 2023/5/29(月) 16:07配信
坂井市内の小学校で女子児童の胸を触ったとして県警は29日、この学校に勤務する５０代の教諭の男を強制わいせつの疑いで逮捕しました。男は容疑を否認しています。
強制わいせつの疑いで逮捕されたのは坂井市内の小学校に勤務する福井市木田３丁目の教諭見附史教容疑者（５９）です。調べによると見附容疑者は今年４月から５月中旬ごろにかけ勤務していた小学校で授業の合間の休み時間に、理科室で女子児童一人に対して背後から胸を触るわいせつな行為をした疑いが持たれています。
見附容疑者を巡っては今月、女子児童からわいせつな行為を受けたと学校に対して訴えがあり坂井市教育委員会や学校が調査を進めています。
福井テレビの取材では少なくとも１１人が被害を訴えていることが分かっていて警察も被害児童がさらに複数人いるとみて慎重に捜査を進めています。
警察の取り調べに対し見附容疑者は「逮捕されることに一切納得できない」と容疑を否認しています。
坂井市教育委員会は現役教諭の逮捕を受け「児童や保護者に大きな不安や心配をおかけしていることに対し、誠に申し訳なく思っている。子どもたちの心のケアを最優先に行っていきたい。詳細な事実確認の上、適正に対応していく」としています。
坂井市内の小学校に勤務する５０代の男性教諭が、去年から複数の女子児童に対し、校内で体を触ったり、ひわいな言葉をかけたりした疑いがあることが分かった。学校の聞き取りに対して、男性教諭は「そのように思わせたのなら申し訳ないが、そのようなことをした認識もないし記憶もない」と話しているという。（５月２４日）
児童や保護者が学校に相談したことで発覚したもので、学校や市の教育委員会は今後も調査を進め、男性教諭の処分や刑事告発を検討したいとしている。
学校は２３日、被害を訴えた児童の保護者に対し、これまでの調査結果を説明したほか、希望した児童にはスクールカウンセラーとの面談を行なったという。