太田女・利根実・吾妻でも通知表誤記載
産経新聞 2016年4月1日(金)7時55分配信
県教育委員会は31日、太田女子、利根実業、吾妻の県立3高校で、3月24日の終業式に配布した通知表に誤記載があったと発表した。通知表の誤記載が確認されたのは、28日に明らかになった太田東も含めて計4校。
新たに判明した3校も、誤記載は、非常勤講師または臨時的任用教員が学年末の成績として年間の成績を記載すべきところを、3学期のみを記載したという。
誤記載は、太田女子は1年の「社会と情報」7クラス142人、「音楽I」3クラス46人、2年の「音楽II」選択クラス28人。利根実業は1年の「体育」2クラス2人、「保健」2クラス30人、3年の「体育」1クラス1人。吾妻は1年の「音楽I」3クラス26人、2年の「音楽II」選択クラス5人。延べ人数は280人に上る。
原因は、担当教員らが成績処理について正しく認識していなかったことだが、学校側が学年末の成績処理について説明したプリントには、学年末の成績として年間の成績を記載する旨が明確に記載されていなかったという。
各校の校長は、通知表の誤記載があった生徒の保護者あてにおわびの文書を郵送し、始業式がある4月8日に訂正した通知表を渡す。