中学教諭、女子生徒触る わいせつ行為で懲戒処分
福島民友新聞 2016年7月16日(土)11時53分配信
郡山市の中学校に勤務する男性教諭(45)が部活動の大会会場で女性の体を触ったとされる動画がインターネットに投稿された問題で、県教委は15日、学校でも女子生徒にわいせつな行為を繰り返していたとして教諭を同日付で停職6カ月の懲戒処分にした。教諭は同日付で依願退職した。県教委は教諭の氏名を公表していない。
県教委によると、教諭は昨年から、学校や顧問を務める部活動の大会会場で不特定の女子生徒らと擦れ違う際、意図的に手の甲や腕などで生徒らの体に触っていたとしている。教諭は「女性に触れたい欲求があった」と話しているという。
動画は、5月31日と6月1日に同市で開かれた部活動の大会会場で教諭が女性の体を触ったとされる内容で、短文投稿サイト「ツイッター」に投稿された。動画を見た市民から学校に連絡があり、教諭に確認したところ事実と認めたという。昨年秋には、スクールカウンセラーが女子生徒から教諭のわいせつ行為について報告を受けた。学校の聞き取りに対し、教諭は否定していたという。