「怖くなって逃げた」ひき逃げの男性教諭を懲戒免職 和歌山県教委
産経新聞 2016年7月22日(金)9時1分配信
和歌山県教委は21日、道交法違反(ひき逃げ)容疑などで6月に逮捕された和歌山市立和歌山高校定時制の男性教諭(57)について、懲戒免職処分とした。
県教委によると教諭は6月13日午後9時45分ごろ、ワゴン車で帰宅途中に和歌山市小雑賀の県道で前方を走っていた自転車の男性とドアミラーが接触。男性を転倒させたがそのまま逃走した。また、その後Uターンをして事故現場に戻り、座り込んでいる男性を確認したが、救護せずに再度逃走したという。
教諭は「怖くなって逃げた」と話しているといい、県教委は「衝突直後と戻ったときに男性を確認しておきながら救護措置をとらなかったことは悪質」としている。