40代男性教諭 酒気帯び運転で停職3か月/富山
チューリップテレビ 2016年7月27日 20時29分配信
県教育委員会は、今年4月に酒気帯び運転で摘発された40代の男性教諭を27日付けで、停職3か月の懲戒処分にしました。
また、教科書会社が検定中の教科書を教員に見せ謝礼を渡していた問題でも関係した教員について訓告処分が相当とする旨を、該当する市と町の教育委員会に通知しました。
停職3か月の処分を受けたのは、高岡市内の県立高校に勤める40代の男性教諭です。
県教委によりますと、男性教諭は、4月28日の夜、高岡市内の飲食店で飲酒した後自家用車を運転し、検問中の警察官に酒気帯び運転で摘発されました。
県教委では、今年3月にも職員の酒気帯び運転が発覚していることから、再発防止に向け、今回から新たに停職期間が明けた後にも一定程度の研修期間を設けるとしています。
また、県教委は、教科書会社が検定中の教科書を教員に見せ、謝礼を渡していた問題で、関係する会議などに参加した教員に対する措置について最も重いもので、現金5万円を受け取った中学校の校長を厳重書面訓告とした他、職位や謝礼の額に応じて3人を書面訓告に、14人を口頭訓告としました。
県教委では今後、改めて教職員の綱紀粛正を徹底するとともに、教科書採択にあたっては疑念を抱かれるような行為を行わないよう指導の徹底を図るとしています。
チューリップテレビ