体罰など不適切行為44件 府立難波支援学校

体罰など不適切行為44件 府立難波支援学校
毎日放送 2016年9月16日 19時15分配信

 50代の男性職員による体罰や暴言が明らかになっていた大阪府立支援学校で、あわせて44件の不適切な事案があったと大阪府教育庁が発表しました。

 この問題は、大阪市浪速区の難波支援学校で教諭のサポートなどのために働く51歳の男性実習助手が、高校1年の男子生徒に対し投げ飛ばすなどの体罰を4件行っていたもので、別の女子生徒にも「泣かすぞ」など不適切な発言をしていたということです。難波支援学校では、男性助手以外にも8人の教諭が5人の生徒に体罰や不適切な発言を行うなどあわせて44件の問題行為があったということで、教育庁は男性を停職3か月の懲戒処分とし、教諭らは厳重注意処分などとなりました。

 また去年8月、府立阿武野高校の61歳の教諭が自身が顧問を務める男子バスケットボール部が行った夏季合宿をめぐり、自治体が誘致のために出した補助金約12万円を私的流用したとして懲戒免職処分となりました。教諭は「会計処理がずさんで私的流用と思われても仕方ない」と話しているということです。

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