福島県教委が不祥事対策で 専門家を講師に研修
教育新聞 2016年10月3日
全国で教職員の不祥事が相次ぐなか、専門家を招くなどして対策に乗り出す教委もある。福島県教委では、コンプライアンス(法令順守)の専門家を講師に、教職員研修を開くのを決めた。
研修は、主に指導的な立場の教職員を対象に実施する。年内に開く予定でいる。研修内容は、不祥事を減らすために指導者がどのように取り組むかなどについて。インターネットを通して研修を全職員が共有できるようにする。さらにチェックシートで自己点検もする。
県や県教委では今年度に入り、逮捕事案だけで4件発生している。セクハラや任意の事情聴取で処分された人も含めれば、相次いで不祥事が起きている。こうした現状を受けて改訂される「コンプライアンスマニュアル」に、「社会人として法令順守しているか」などの項目を定期的にチェックし、上司に提出するなどが追記される見込み。同様の取り組みを県職員にも行うという。
千葉市教委も教職員が守るべき事項をまとめたチェックシートを作成し、再発防止に力を入れている。
文科省の調査によると、平成26年度に懲戒処分を受けた全国の教職員は9677人で、前年度よりも183人増加している。