四日市市教委 男性職員を懲戒免職 盗撮と特殊警防所持
伊勢新聞 2016年10月15日(土)
【四日市】靴に取り付けたビデオカメラで盗撮を図った上、特殊警棒を所持していたとして、四日市市教委は十四日、愛知県迷惑防止条例違反と軽犯罪法違反容疑で、同県警中署から名古屋地検に書類送検された同市教委人権・同和教育課指導主事の男性職員(50)を懲戒免職としたと発表した。男性は九月二十九日付で不起訴処分となっているという。
市教委によると、男性職員は六月十一日午後一時半―二時半ごろ、名古屋市中区大須の商業ビル内店舗で、運動靴の先端に仕掛けた小型ビデオカメラで不特定多数の女性のスカート内を盗撮。目撃者の通報で駆けつけた署員から職務質問を受けた際、カバンに伸縮型の特殊警棒を所持していたことが発覚した。
翌十二日、同署から同市教委に連絡が入った。男性職員は同十四日から病気休職し、今月三日に不起訴処分告知書の提出を受けて処分を決めたという。
男性職員は人権教育推進に向けた小中学校への指導助言などに当たっていた。昨年十二月ごろから、名古屋市内で複数回にわたって盗撮行為をしていたといい、市教委の聞き取りに「仕事の責任へのプレッシャーからストレスを感じていた。信頼してくれた皆様を裏切り深く反省している。警棒は趣味と家族を守る護身用だった」と話しているという。
四日市市記者クラブで会見した山下博同課長と上浦健治学校教育課長は「現場を指導する立場だった。あらためて服務規律の徹底を図り、再発防止に努めたい」と話した。