部活指導中に体罰、突き飛ばしたり暴言 男性高校教諭を戒告

部活指導中に体罰、突き飛ばしたり暴言 男性高校教諭を戒告
福島民友新聞 2016年10月22日(土)11時3分配信

 県教委は21日、顧問を務めるバスケットボール部を指導中、部員である複数の男子生徒を突き飛ばすなど体罰を加えたとして、会津地方の県立高校に勤務する男性教諭(55)を戒告の処分にしたと発表した。処分は同日付。

 県教委によると、男性教諭は7〜8月、プレーでのミスや指導を受ける態度が悪いとして、複数の生徒の首をつかんで突き飛ばしたり、暴言を浴びせた。部員の一人が8月に教頭に相談したことで発覚。同校が部員から話を聞いたところ、7人がボールやペットボトルを投げ付けられ、「半殺しにしないと分からないのか」などと暴言を浴びせられたとしている。

 男性教諭は生徒や保護者に謝罪したが、「指導の一環だった。早く強くなってほしかった」などと話しているという。顧問は外れたが、1年生の担任は続けている。

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