違法薬物密輸の教諭に有罪 横浜地裁判決 「量多く責任軽くない」
産経新聞 2016.10.22 07:04更新
危険ドラッグ「ラッシュ」を中国から密輸したとして、医薬品医療機器法違反と関税法違反の罪に問われた藤沢市立小学校の教諭、笹谷敏明被告(58)に横浜地裁は21日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
青沼潔裁判官は「違法薬物の量は多く、刑事責任を軽くみることはできないが、事実を認めて反省している」と述べた。
判決によると、平成27年5月、指定薬物「亜硝酸イソブチル」を含む液体約77グラムを郵送で国内に持ち込んだが、税関で発見された。今年1月には藤沢市内の自宅で約13グラムを所持した。