上田市立中学の男性教諭、酒気帯び運転の疑い

上田市立中学の男性教諭、酒気帯び運転の疑い
信濃毎日新聞 2016年11月3日

 上田市教育委員会は2日、市立中学校の男性教諭(24)が10月28日に市内の飲食店で酒を飲んだ後に車を運転し、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで上田署の任意の調べを受けていると発表した。男性教諭は自宅待機中で、市教委は「事実確認をした上で処分を検討する」としている。

 市教委によると、男性教諭は午後8時ごろから友人と一緒にビールなどを飲んだ。同29日午前2時40分ごろ、1人で車を運転して帰宅する途中に上田署員に呼び止められ、呼気検査で基準値(0・15ミリグラム)を超える0・2ミリグラムのアルコールが検知された。

 男性教諭は30日に学校に報告。市教委に対して、ジョッキで複数杯飲んだ―と説明し、「運転代行で帰るつもりだったが、業者に電話がつながらなかった。意識がしっかりしているので大丈夫だと思った」と話したという。

 市教委は男性教諭や中学校の名前などは明らかにしていない。「生徒や保護者に対して深くおわびします。今後、綱紀粛正に向けて指導していきたい」としている。

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