組合費の私的流用疑惑 日教組委員長の岡本泰良氏が辞任
産経新聞 2016/11/30(水) 20:38配信
日本教職員組合(日教組)は30日、組合費の私的流用疑惑や女性問題などが10月発売の週刊新潮で報じられた岡本泰良(やすなが)委員長が29日付で辞任したと発表した。岡島真砂樹中央執行副委員長が委員長代理を務める。
また、週刊誌に報道されたことで、日教組の信用と名誉を傷付けたとして、28日付で減給10分の1(6カ月)の処分を行った。
岡本委員長から不適切なタクシーチケット使用があったとして返納の申し出があり、受領したが、組合費の私的流用や使途不明金などの不透明な支出がないことが監査委員会と公認会計士によって確認されたとしている。岡本氏は大分県教組出身。平成20年から日教組書記長を務め、今年4月に委員長に就任した。