懲戒処分
元ボクサー教諭、酔って同僚殴る 福岡市教委 /福岡
毎日新聞 2017年6月29日 地方版
福岡市教育委員会は28日、同僚を殴って骨折させたとして、ボクシング経験がある特別支援学校の男性教諭(50)を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は27日付。教諭は大学時代にボクシング部に所属し、九州大会新人王戦で優勝していた。
市教委によると、教諭は昨年11月19日午後7時半ごろ、当時勤務していた西区の中学校の同僚と訪れたカラオケボックスで、20代の男性教諭のあごを右拳で1回殴って骨折させ、2週間以上入院させた。当時は2人とも飲酒しており、停職を受けた教諭は「名前の呼び捨てや、ため口に立腹した」と説明しているという。
また市教委は、南区の中学校でサッカー部顧問を務める男性主幹教諭(54)が今年2月上旬、授業中に漫画を読んでいた同部の男子生徒2人を注意する際、顔を平手でたたくなどしたとして戒告の懲戒処分とした。生徒にけがはなかったという。【蓬田正志】
〔福岡都市圏版〕