社会人コーチ、生徒蹴る体罰 岐阜市本荘中

社会人コーチ、生徒蹴る体罰 岐阜市本荘中
岐阜新聞Web 2018/3/15(木) 8:33配信

 岐阜市教育委員会は14日、市中学校部活動社会人指導者で本荘中学校ソフトテニス部の男性コーチ(64)が1年生の男子部員(13)に体罰を加えたと発表した。市教委は同日付で男性コーチの派遣中止を決めた。
 市教委によると、男性コーチは11日午前、各務原市内のテニスコート観戦エリアで、立って試合の応援をしていた男子部員に背後から近づき、ネックウオーマーをはぎ取り足を蹴った。部活動中はネックウオーマーを外すきまりで、男子部員は以前にも着用していたことがあり、男性コーチは「それでも本荘中の生徒か」と叱ったという。気付いた顧問の女性教諭(50)が止めに入った。
 男性コーチは2002年からボランティアで指導、14年から同指導者として市教委から派遣されていた。
 市教委は14日夜に同校で臨時保護者会を開いたほか、同指導員らへの指導を徹底するとしている。

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