13年前の中学時代のいじめ、2億円の損害賠償求め提訴(兵庫)

13年前の中学時代のいじめ、2億円の損害賠償求め提訴 
MBSニュース 2018/3/26(月) 19:07配信

 中学生のときに受けたいじめが原因で働けなくなったとして、兵庫県に住む28歳の男性と母親が当時の同級生や学校を運営する福崎町を相手取り、約2億円の損害賠償を求める訴えを起こしました。

 訴状などによりますと、男性は2002年から通っていた福崎町立福崎西中学校で、同級生の男子生徒に手を踏まれて骨折させられるなど継続的に暴行を受けていました。学校側はいじめを把握していたにもかかわらず、男子生徒を軽く注意するだけで、逆に男性をカウンセリング室に隔離するなどして授業を受けさせなかったということです。

 男性はその後、うつ病やPTSDを発症して働けなくなったとして、母親とともに男子生徒と福崎町などを相手取り、約2億円の損害賠償を求めて神戸地裁姫路支部に提訴しました。当時の校長だった教育長は…

 「いじめに近いことがあったことは事実。私どもとしては、当時できることは精いっぱいやってきたと思っております」(福崎町教育委員会 高寄十郎教育長)

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