柔道部顧問が部員殴る 教育委員会が報告を求める
日刊スポーツ 2018年4月18日22時16分
福島県立光南高校(矢吹町)は18日、柔道部の40代の男性顧問が練習中に部員の頭を殴っていたと明らかにした。同校では20代の外部コーチの男性が、部員に絞め技をかけて3回続けて失神させていたことが発覚したばかりで、県教育委員会が報告を求めている。
山崎雅弘校長によると、顧問は部員に「参った」を許さず、失神するまで我慢を強いる指導を続けていた。昨年5月、自身が絞め技をかけた1年生の男子部員が失神を恐れる動きをしたため、頭を2回殴った。
外部コーチも同校出身で、顧問の元教え子だった。「自分もこうして強くなった」と同じ方針で指導していた。
山崎校長は記者会見で「不適切な指導があり、大変申し訳ない」と謝罪。顧問も外部コーチも解任したとしている。(共同)