関係者11人を処分 益田清風高ハンド部の体罰

関係者11人を処分 益田清風高ハンド部の体罰
岐阜新聞Web 2018/6/8(金) 9:09配信

 岐阜県立益田清風高校(下呂市)で2014年5月、女子ハンドボール部のコーチを務めていた非常勤講師の男性(66)が部員に体罰を加えた問題で、県教育委員会は7日、当時の校長ら関係者11人を懲戒を含む処分をした、と発表した。非常勤講師は地方公務員法上の懲戒処分の対象外で、依願退職もしていることから、男性は処分されなかった。

 県教委によると、男性は14年5月に退職した後も15年8月まで、校外で部活動の指導に当たっていたことが確認された。県教委は男性の行動を不適切だと判断した。

 退職後の指導に関する情報を得ながらも十分な調査をしなかったり、上司に報告しなかったりするなど対応が不十分だったとして16年度の校長、13〜14年度の教頭、14年度の県教委教職員課長をいずれも戒告とした。また、保護者から厳しい指導に関し指摘を受けながらも適切な対応をしなかったとして13年度の校長=退職=、管理監督が不十分だったとして14〜15年度の校長=退職=をそれぞれ戒告相当とした。

 男性は部員3人を蹴り、1人にけがを負わせたことが分かっていたが、県教委の調査で3人のうち1人に髪を引っ張る体罰もしていたことが判明した。

 今回の体罰について、県教委は当初発表しなかった。今後は体罰と認めた場合は全て公表することや、生徒と保護者を対象に実態把握調査をすることを決定した。けがを負わせなくても体罰をした教職員については原則戒告の懲戒処分とすることも決めた。

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