操山高生自殺問題で第三者委設置 岡山県教委、16日初会合

操山高生自殺問題で第三者委設置 岡山県教委、16日初会合
山陽新聞デジタル 2018/8/13(月) 15:46配信

 2012年7月、操山高(岡山市中区浜)野球部マネジャーだった2年の男子生徒=当時(16)=が監督に叱責(しっせき)された後、自殺した問題で、岡山県教委は13日、有識者による第三者委員会を設置すると発表した。初会合を16日に開き、自殺に至る経過や背景、学校側の対応などを調査して原因を究明し、再発防止策を検討する。

 第三者委設置について遺族側は「遺族を蚊帳の外に置くことなく、適切に情報を収集し、開かれた調査を実施していただきたい。息子の死を無駄にせず、再発防止につなげてほしい」とのコメントを弁護士を通じて公表した。

 県教委によると、委員は曽我智史弁護士(兵庫県弁護士会)▽竹内俊子広島修道大名誉教授▽新阜真由美弁護士(大阪弁護士会)▽西山久子福岡教育大教授▽水田一郎大阪大キャンパスライフ健康支援センター教授―の5人。事務局は県教委に設置し、知事部局が共同で運営する。

 16日は県庁分庁舎(岡山市中区古京町)で遺族側との面談を踏まえ、今後の調査の進め方などを非公開で話し合う。

 男子の自殺を巡り、県教委は13年2月、野球部監督が「マネジャーの仕事をしろ」と繰り返し叱責していたことを確認した上で「自殺との因果関係は不明」と発表した。第三者委の設置に関しては県が県教委への設置を提案する一方、遺族側は17年5月、中立性を保つため、知事部局へ設置するように要望。両者間で委員の人選を含めて在り方を協議していた。

 県教委教育政策課は「客観性のある公正中立な調査を進めていきたい」としている。

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