園田学園高バドミントン部監督が体罰 今夏インターハイで女子部員を蹴る

園田学園高バドミントン部監督が体罰 今夏インターハイで女子部員を蹴る
神戸新聞NEXT 2018/9/27(木) 12:01配信

 園田学園高校(兵庫県尼崎市南塚口町1)のバドミントン部監督を務める男性教諭(43)が8月、全国大会の試合の際に、女子部員を蹴るなどの体罰を加えていたことが27日、同校への取材で分かった。同校を運営する学校法人は、教諭を戒告の懲戒処分とした。今後1年間、対外試合への引率も禁止し、現在は同部の指導から外しているという。同部は全国大会の常連。

 同校によると、教諭は県外であった全国大会の試合で、思うようなプレーができなかった女子部員1人に対し、セットの合間に「棄権しろ」と怒鳴ったり、脚を何度も蹴った上で踏みつけたりしたという。部員にけがはなかった。

 教諭は「いらいらしてしまった。生徒に寄り添っていなかった」と話しているという。古田昇校長は「被害生徒に申し訳ない。体罰の根絶を徹底する」としている。(井上 駿)

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