公立校講師 女生徒にわいせつ行為 岡山 すでに退職、県教委 校長を戒告

公立校講師 女生徒にわいせつ行為 岡山 すでに退職、県教委 校長を戒告
山陽新聞デジタル 2018/10/19(金) 17:32配信

 岡山県南の公立学校の男性講師が、女子生徒に暴行しわいせつな行為をしたとして逮捕される事案があり、岡山県教委は19日、同校の校長を戒告の懲戒処分とした。講師はすでに退職している。

 元講師は昨年10月中旬から12月下旬にかけ、校内で担任するクラスの女子の胸ぐらをつかんで壁に押しつけるなど暴行したほか、胸を触るなどわいせつな行為を複数回繰り返したという。今年6月、県警に逮捕され、岡山地裁で有罪判決を受けている。
 県教委は、元講師がすでに任期満了で退職しているため、今回は校長の監督責任のみを処分対象とした。刑が確定した場合に元講師の教員免許を剥奪する方針としている。

 元講師は、県教委の聞き取りに当初はわいせつな行為を否定していたが、現在は全面的に認めているという。

 県教委は学校の小中高校といった区分や元講師の年齢などについては「教育的配慮のため」として非公表としている。

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