酒気帯び運転:「奈良漬け食べた」と否認の被告、地裁が有罪判決 /山梨

酒気帯び運転:「奈良漬け食べた」と否認の被告、地裁が有罪判決 /山梨
2009年3月14日12時2分配信 毎日新聞

 ◇甲府署員5人が食べて呼気検査の実験結果、地検が提出
 「奈良漬けを食べた」と道交法違反(酒気帯び運転)の起訴内容を否認していた被告人への判決公判が13日、甲府地裁であった。
 起訴されていたのは東京都練馬区、家庭教師、大里順比古被告(60)。渡辺康裁判官は「被告の弁解は信用できない」として罰金25万円(求刑・罰金30万円)を言い渡した。
 判決によると大里被告は06年2月2日午後10時45分ごろ、甲府市緑が丘の市道で乗用車を酒気帯び運転した。
 甲府地検によると、大里被告は甲府署の検問で基準値を超える呼気1リットルあたり0・22ミリリットルのアルコールが検知された。大里被告は公判で「スーパーで買った拳大の奈良漬けを食べた」と主張した。
 公判では検察側が、甲府署員5人が拳より少し大きい奈良漬け100グラムを食べて呼気検査をし、5人ともアルコールが検出されなかった実験結果や、財団法人・交通事故総合分析センターによる同様の研究結果などを提出していた。
 同地検によると、奈良漬けを食べたと主張して無罪になったケースはないという。【水脇友輔】

3月14日朝刊

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