園児たたきつけ、元保育士に懲役2年6月求刑 弁護側は無罪主張

園児たたきつけ、元保育士に懲役2年6月求刑 弁護側は無罪主張
京都新聞 2018/10/30(火) 20:46配信

 大津市の田上保育園で女児(2)を床にたたきつけて脚を骨折させたとして、傷害罪に問われた元保育士の無職の女(27)=同市千町1丁目=の論告が30日、大津地裁(加藤靖之裁判官)であった。検察側は懲役2年6月を求刑した。弁護側は無罪を主張し、結審した。判決は12月4日。
 検察側は、犯行を目撃した同僚保育士や、医師の証言などから、女は被害者の負傷を予見しながら故意に床にたたきつけたとして、「危険で悪質。思う通りの行動をとらなかったことに腹を立てて犯行に及んだ」と指摘した。
 弁護側は、被害者を強く下ろしただけと主張。骨折は、被害者が着地した際の足の向きなどによる偶発的な事故で、「傷害が発生するとは思っておらず、傷害や暴行の故意はない」と反論した。

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