下着盗目的で別階に侵入、元教諭に有罪 裁判官「大胆かつ悪質 早く引っ越しを」

下着盗目的で別階に侵入、元教諭に有罪 裁判官「大胆かつ悪質 早く引っ越しを」
神戸新聞NEXT 2018/11/16(金) 19:56配信

 自宅マンションの別の階に住む女性の下着を盗む目的で部屋に入るなどしたとして住居侵入と窃盗未遂の罪に問われた神戸市立中学校の元教諭(53)=懲戒免職、同市須磨区=の判決公判が16日、神戸地裁であった。小倉哲浩裁判官は懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡し、女性や住民の不安などを踏まえて「できるだけ早く引っ越してください」と繰り返し諭した。

 判決などによると、教諭として在職中の4〜5月に3回、住人をのぞき見したり、盗撮したりする目的で別の階の共用部分に侵入し、7月23日には女性の下着を盗むために居室に侵入した。

 小倉裁判官は「大胆かつ悪質」と非難。「引っ越しして自宅を速やかに売却すると誓っている」などとして執行猶予を付けた上で、早期の転居を促した。

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