県水産高教諭ほとんど授業せず「職員室にいた」

県水産高教諭ほとんど授業せず「職員室にいた」
TBC東北放送 2019/2/13(水) 19:37配信

 宮城県石巻市にある宮城県水産高校で専攻科の教諭が、2018年4月以降授業をしていなかった問題で、この教諭は、授業をすべき時間帯に職員室にいたことが学校への取材で新たに分かりました。
 この問題は県水産高校専攻科航海コース2年担任の40代の男性教諭が、このコースの生徒2人に対し、ほとんど授業をしていなかったものです。学校によりますと、この教諭は本来、授業をすべき時間帯に職員室で事務作業などをしていましたが、管理職や他の教諭は、この教諭が授業をしていないことにまったく気づかなかったということです。県水産高校の大槻賢一教頭は、TBCの取材に対し「まさか授業をしていないとは思わず、しっかりチェックできなかった。生徒には申し訳なく、単位がとれるよう最善を尽くしたい」と話しています。授業を受けられなかった2人の生徒は、単位不足で就職に影響する恐れもあり、県教委は詳しい経緯を調べるとともに、この教諭と管理職の処分を検討しています。

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