「6人の教師」が生徒のSOSを”見逃し”…女子生徒がいじめで自殺した問題 尼崎市

「6人の教師」が生徒のSOSを”見逃し”…女子生徒がいじめで自殺した問題 尼崎市
関西テレビ 2019/3/20(水) 12:14配信

兵庫県尼崎市で中学2年の女子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、少なくとも6人の教師が女子生徒からのSOSを見逃していたことがわかりました。

おととし12月、尼崎市の中学2年の女子生徒(当時13歳)が、「学校がしんどいです」などとメモを残して自宅で自殺しました。

当初学校はいじめの事実を認めていませんでしたが、女子生徒はクラスメイトから「きもい」「うざい」など暴言を受けていて、第三者委員会はいじめがあったと結論付けました。

第三者委員会によると、アンケートで女子生徒が「友達に嫌なことをされたりする」と回答していましたが担任は内容を確認せず放置し、相談を受けた別の教師も「トラブルを言いふらしている」と誤解して叱責していました。

少なくとも6人の教師は、女子生徒のSOSに対して適切な対応を取っていませんでした。

遺族は、「どの教師も許せません」と話しています。

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