子どもを自殺で亡くした遺族ら、文科省に要望書提出
TBS News i 2019/3/29(金) 6:28配信
教師の不適切な指導や、いじめを背景に、子どもを自殺で亡くした遺族らが、被害者が納得のいく調査を行ってほしいなどとして、文部科学省に要望書を提出しました。
子どもを自殺で亡くした遺族らが中心となり、いじめや学校での事故などの調査を行っている団体が、教師の不適切な指導や、いじめを背景とした事件事故が起きた後、被害者が納得のいく調査を行ってほしいなどとして、28日午後、文科省に要望書を提出しました。
要望書の中では、教師の不適切な言動とは何か定義してガイドラインを作ることや、第三者委員会の調査委員の半分程度を、被害者などが推薦できる仕組みを整備することなどを求めています。
「学校は教員や聖職ではなく、子どもを死に至らしめた当事者と考えている。当事者である学校を調査の設置主体として中心に置く指針を改めてほしいと思い、本日の会見に同行した」(遺族)
団体のメンバーらは、さらに「被害にあった際に被害側にどんな権利があるのか明文化してほしい」などと訴えました。(28日18:46)