既婚男性教諭が退職 友人激白「不倫ではなくセクハラだ」

既婚男性教諭が退職 友人激白「不倫ではなくセクハラだ」
日刊ゲンダイ 2019/04/17 06:00

 今年3月、校内で20代女性講師とみだらな行為をしたとして、京都府南部の小学校に勤める既婚の男性教諭(38)が停職3カ月の処分を受け、依願退職した。実は男性教諭はパワハラ、セクハラを繰り返し、女性講師は心神を喪失。退職に追い込まれていたことがわかった。女性講師の友人が「2人が不倫関係だったというのは間違いで、本人の名誉のために真実をお伝えしたい」と、取材に応じた。

 その小学校は教員の数が少なく、新人女性講師のAさんは男性教諭Yに頼るしかなかったという。

「赴任して2カ月ほど経った頃から、毎晩LINEが送られてくるようになり、さすがにおかしいと思い、そう伝えたそうです。するとそれ以来、業務上、どうしても聞かなければ解決しないことがあっても、無視され続け、仕事に支障をきたすようになったそうです」(友人)

 そんなことが続き、Aさんは就職してわずか半年ほどで退職を決意したが、YはAさんに急に謝罪をして態度をあらためたという。しかし、また無視されるようなことをしたら、それこそ教員を続けられない。絶対逆らっちゃいけないと思い悩むようになった。そんな矢先だった。校内でAさんが襲われたのは……。

 夜8時ごろ、職員室には2人きり。ウトウトしていたAさんに、Yは男性更衣室で休むように言い、部屋まで連れて行った。Aさんが横になっていると、部屋に入って来て当然のように体を求めてきた。唯一、頼りにしていた先輩教諭が、奥さんがいながら、まさかそんなことをしてくるなど想像もしなかったようで、相当ショックを受けていた。状況が理解できず、言われたことには絶対服従。されるがままだったというのだから、よっぽど精神的に追い詰められていたのだろう。

「というのも、Aさんはそれまで一切、男性経験がなく、処女だったのです。一度、受け入れてしまったことで、それから10回以上にわたって職員室でセックスを強要されたそうです。時には休日に学校に呼び出され、体を求められることもあったといいます。さすがに誰かに知られたらまずいと思い、一人暮らしを始めた。なぜかというと普通の感覚では考えられませんが、体の関係を拒否することができないのなら、せめて場所を変えるしかないと思ったからというのです」(友人)

 しかし、かえってYの行動はエスカレートすることに。Yは合鍵を作り、毎朝、それも朝5時ごろ、決まって犬の散歩のついでにAさんの家を訪れるようになった。朝だけではない。学校帰りも夏休みも、毎日家に来るようになった。そのためAさんは恋愛もできなかった。

「拒否すると無視されるから、それはできない。関係を続けることが正しいと思い込んでしまったようです。Yは他の男の先生と話しているだけで怒って職員室から出て行き、教室にこもることもあったそうです。教務主任のYがいなくなると全員の仕事が進まず、皆に迷惑がかかる。AさんはYに従うしかない状況をつくられ、支配下に置かれた。途中からは、Yのことが本当は好きなんじゃないかという錯覚に陥ったこともあったといいます」(友人)

 約2年間、Yの呪縛に苦しめられたAさんはセクハラ被害を訴え、Yもセクハラ行為を認め、謝罪したというが、Aさんの心の傷は一生消えない。

この記事の事件ですね。

また、南部の男性教諭は2017年2月に、他の教職員が退勤した午後8時ごろ教職員用の更衣室で女性講師とみだらな行為をした。男性教諭は既婚者で今月11日付で退職し、独身だった講師も今年1月に退職した。今年2月に情報提供があったという。

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