小学校教諭逮捕受けて再発防止の研修会(長野)

小学校教諭逮捕受けて再発防止の研修会
SBC信越放送 2019/5/16(木) 19:06配信

茅野市の小学校教諭が女性の下着を見たかったとしてアパートに忍び込んだ疑いで逮捕された事件を受けて、市の教育委員会が再発防止のため教職員を対象にした研修会を開きました。
市内の小学校に勤務する25歳の男性教諭は、アパートに忍び込んだとして今月12日に逮捕され、その後、処分保留で釈放されました。
調べに対し、教諭は「女性の下着を見るためだった」などと容疑を認めていて、地検は任意で捜査を続けています。
茅野市教育委員会によりますと、男性教諭が担任をしていたクラスでは、逮捕のあと心理的なショックで学校を休んだ児童もいました。
研修会は北部中学校で行われ、市内13の小中学校の教職員およそ280人が参加しました。
冒頭を除き非公開で、公務員の不祥事対策などを行っている企業の専門家が個人的な要因だけでなく組織として予防策を考える必要があるなどと指摘したということです。
研修会後、山田利幸教育長は、現状について「先生である大人がしたことで、児童との信頼関係がズタズタになった」との認識を示しました。
参加した教員からは「自分のこととして受け止め再発防止に取り組みたい」、「気を引き締めたい」との声が聞かれました。
男性教員の処分は今後県の教育委員会で決めることになります。

茅野市の小学校教諭の男が、「女性の下着を見たかった」とアパートに忍び込んだ疑いで警察に逮捕されました。
住居侵入の疑いで逮捕されたのは茅野市の玉川小学校教諭町田知己容疑者25歳です。
調べによりますと町田容疑者は今年2月中旬から4月上旬までの間に、女性が住むアパートの部屋に侵入した疑いが持たれています。
町田容疑者は「女性の下着を見るために入った」などと供述し、容疑を認めているということです。
逮捕を受けて会見した小学校長などによりますと、町田容疑者はおととし新卒で着任し、今年度は6年生を担任していました。
勤務態度に問題はなく児童を熱心に指導していて、月に1回学校で行っていた犯罪行為を防ぐための研修も受けていたということです。
事件は先月「ベランダをのぞこうとした男がいる」との通報を受け警察が調べる中で、町田容疑者が関わった疑いが強まったということです。
警察が詳しい状況を調べています。

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