立教大教授が研究費不正 90万円、懲戒処分へ

立教大教授が研究費不正 90万円、懲戒処分へ
共同通信 2019/7/25(木) 13:08配信

 立教大は25日、理学部化学科の常盤広明教授が、国の助成金を含む研究費約90万円を不正使用していたと発表した。常盤教授は事実を認めているといい、立教大が今後、懲戒処分する。

 立教大によると、実際には仕事をさせていないのに、研究補助のアルバイトを雇用したと申請。振り込まれた謝金を、無給の研究員に渡すよう学生に指示するなどしていた。

 個人的な知人の「しのぶ会」に息子を連れて出席する費用に約9万円を充てていたほか、申請者とは別の学生を出張させていたケースもあった。

 立教大は「事態の重大性を真摯に受け止め、再発防止に全力を挙げて取り組む」としている。

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