”覚醒剤所持” 中学校教師を逮捕「自分で使うつもりで」 教育委員会「まじめでトラブルなし」福岡県
TNCテレビ西日本 2019/11/15(金) 19:45配信
福岡県大川市の公立中学校教師の男が、福岡市内で覚醒剤所持の現行犯で逮捕されました。
これを受け、市の教育委員会は会見を開き、謝罪しました。
覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕されたのは、大川市立の中学校教師・東博文容疑者(55)です。
警察によりますと東容疑者は15日午前4時前、福岡市のJR博多駅近くでナンバー灯が切れた車を運転していたところ、警察の職務質問を受けました。
警察官が東容疑者のショルダーバッグを調べたところ、中にあったポーチから覚醒剤0.5グラムが入ったポリ袋と注射器が見つかったため、覚醒剤所持の現行犯で逮捕しました。
東容疑者は「自分で使う目的で持っていたことは間違いない」と供述しているということで、警察は使用についても調べています。
【大川市教育委員会】
「本当に申し訳ございませんでした」
会見を開いた市の教育委員会によりますと、東容疑者は勤務する中学校では担任は持たず、全学年の国語の授業と進路指導を担当していました。
また勤務態度はまじめで、生徒や保護者とのトラブルもなかったということです。
教育委員会は再発防止に努めるとともに、生徒のケアのため臨時のスクールカウンセラーを配置するとしています。