女子児童はやる気ない…監督が頭たたく、スポ少は「体罰」と判断

女子児童はやる気ない…監督が頭たたく、スポ少は「体罰」と判断
読売新聞オンライン 2019/11/23(土) 11:01配信

 大分県日出町内の小学生女子バレーボールチームの男性監督(50歳代)が練習中に女子児童をたたいた問題で、チームが所属する町スポーツ少年団は22日、監督の行為を体罰と判断し、監督を6か月の活動停止処分とすることを決めた。監督は行為を認めているという。

 同少年団事務局の町教委によると、監督は今年6月の練習中、「声が小さい」などとして女児3人にグラウンドを10周走るように指示し、うち2人にやる気がみられなかったとして、頭をたたいた。その後、保護者たちに謝罪。女児にけがはなかった。

 7月に県教委に情報提供があり、町教委は監督や保護者らに聞き取りを実施した。監督は現在、町立小学校の教頭を務めている。チームを30年以上、指導しており、全国大会への出場経験もある。

 この問題を巡っては、県小学生バレーボール連盟が「体罰ではない」との調査報告書をまとめる一方、強い指導を行ったなどとして、監督を9月から6か月間、公式試合への出場を禁じる厳重注意とした。

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