英数字が並ぶ高校教諭のツイート 解読すれば、期末試験の出題内容が…
神戸新聞NEXT 2019/11/26(火) 19:37配信
試験問題のヒントを事前にツイッターで漏らしたとして、兵庫県教育委員会は26日、阪神地域の県立高校の男性教諭(44)を戒告処分とした。
県教委によると、男性教諭の担当科目は「社会と情報」で、適切な情報収集や発信方法などを教える。普段から自身のツイッターに生徒からの質問受け付けや授業の復習内容などを投稿していたが、期末考査前日の7月4日、「〇〇について調べよう」などと出題テーマを示唆する内容を書き込んだ。
試験後、保護者が県教委に連絡して発覚。県教委は「家庭でツイッターを見られない生徒もおり、公平性に問題」と指導した。
男性教諭は授業で教えているという日本工業規格(JIS)の文字コードを使って投稿しており、一文字ずつを数字とアルファベットの組み合わせで表記。「復習の意味を込めたつもりだった。多くの生徒とツイッターでやりとりするうち、気持ちの緩んでいた部分があった」などと反省しているという。(前川茂之)